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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2011年06月10日

台湾佛教慈済基金会の被災者緊急生活支援

6月10日
『台湾佛教慈済基金会』という耳慣れない組織が、今現在も世界中の到る所で慈済活動を行っていることを知っている人は日本人は稀であろう。

しかし、東日本大震災の起こった3.11、誰よりもいち早く被災地の救済に向かったのは、日本政府でも、地方自治体でもなく、『台湾佛教慈済基金会』であったことは、紛れもない事実である。
そしてその活動は、北は岩手から、南は東京まで、今日も絶えることなく続いている。
彼らの活動は、組織的な機動力を展開したぎょうぎょうしいものではない。まるで個々のボランティア活動員が集まったかのような静かな活動、しかし、その慈済精神は個々の構成員の心に脈々と受け継がれ、被災者の心の傷を癒してゆく。

津波に流されて以来、3か月ぶりの陸前高田市。
このあたりに車が流されているかも、と勧められた場所を探すも、

すぐにギブアップ!その後、住んでいた場所を見つける。
あった、あった。

あの日は、ここら辺でこんな風に泳いでいたっけ?
モビリアに向かいます。
わー、やっぱり沢山並んでいる。

でも、思ったより早く済みました。3時間くらい並ぶ覚悟で来たけど、
実際待ったのは20分程度。

慈済の皆さん、お見舞金頂きました。本当に有難うございます。大切に使わせて頂きます。
お見舞い金に関しても、一番早かったのは、国でも、お世話になっていた市でもなく、
『台湾佛教慈済基金会』が一番最初でした。

国にも被災者の気持ちが分かる人が居れば、国会で議論する以前に、一時見舞金5万円でもいいから、1日でも早く被災者に届けようって気になるのでしょうが、そのような日本政府ではありません。残念!

證厳上人によろしくお伝えください。
今回は台湾大愛テレビの取材も入っていましたが、本番は13日。

最後に
證厳上人のことばから

大変な時代では是と非を明確にしなければならない

大災害が起きた時は大慈悲心を養う必要がある

大きな無明には大きな智恵が要る

動乱の時期には懺悔しなければならない

短文ですが、的確にずっしりと重く胸に響く言葉です。
私は特に最後の文が強く響きました。
今回の震災は天災ですが、人間の方に自然に対して驕っていた、間違ったところがあったのを
仏様が「やり直しなさい」と言っているような気がしてなりません。

  


Posted by タンゴダンサー at 21:37Comments(5)陸前高田市