2011年06月01日

今日から6月

6月1日
今日から6月。今年初売りあったんだっけ?仕事をしてたのはもう遠い昔のことのよう。
膝は順調。階段の上り下りも大分自然になりました。
今日から6月
震災以来、最初は苦しいことも多かったけど、今は少しずつ治っていくのが楽しい。
これもすべて国や周りの人たちのおかげです。
思い起こせば、震災当日の夜に病院に運ばれて以来、ずっと国のお世話になりっぱなしでした。
今日から6月
今日に至るまでずっと医療費は免除。今後も免除。
こんな立派なホテルに泊めてもらい、食費も滞在費も一切かからず、おまけに亡くなった親類には見舞金、漁業が出来なくなった親類には船まで買ってもらって、さらに今後の生活支援のための義捐金まで頂けるというのだから、なんという有難いことでしょう。
今日から6月
かつて、ダム反対運動に参加していた時、治水に不安があるならば、不安が無い場所に引っ越せばいい、というのが俺の持論で、それは今も変わらない。
『自然災害から身を守るのは自分であって国ではない。』

今回だって、防災対策を全く取っていなかったのは自治体の責任だとしても、そこに住んだのは自分の意志で、だれからも強制されたわけでなく、自分でその場所が最適だと判断して住んだのだ。
自分に防災の観念があれば、たとえ、市が安全だと主張したとしても、こんな海抜と高さの同じ場所に住んだだろうか?この場所を選んだのは明らかに自分に非があり、その場所を選んだことによる恩恵も十分にあった。
今日から6月
と、するならば、その場所を選んだことのリスクも当然自身で受け止めるべきであって、これは国や自治体の責任だとは言えない。丸裸でガレキの中に投げ出されたって何も文句は言えない。世界200か国のうち大半がそうだろう。

それにもかかわらず、これだけの補償をしてくれる国は世界でもわずかに数えるほどだろう。今回、大震災という貴重な体験したときにたまたま日本に住んでいて、さらに、そういう有難い国に住んでいたことは幸運だったとしか言いようがない。そして今回すべてをなくしてしまった俺は、この援助がはたして正しいのか、日ごろの主張と反するではないか、という自問自答をしながらこの援助にすがらざるを得ない。

今回のことをしっかりと今後の教訓として、それを風化させずに伝えていくことでしっかりと恩返しをしたい。


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Posted by タンゴダンサー at 20:32│Comments(0)愛真館
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